こんにちは、原田です。
最近、少~し時間と気持ちに余裕ができたので、
久方ぶりに読書の愉しみに浸ろうと、本棚に眠っていた未読の本を物色しました。
そこで手に取ったのがこれ!
浅田次郎著、「中原の虹」第3巻。

これ、たまらなく面白いんですよ!
純粋に読書の愉しみに耽りたい時に読みたくなる本です。
この「中原の虹」はシリーズ物の歴史小説で、「蒼穹の昴」(文庫で全4巻)、
「珍妃の井戸」、「中原の虹」(文庫で全4巻)、「マンチュリアン・リポート」という、
浅田次郎の大長編の一巻きなんです。
(参考)
僕はこれまで、「蒼穹の昴」全巻と「中原の虹」第2巻までを読んでいましたので、今回は第3巻です。
舞台は20世紀初頭の中国、「清」王朝の時代を中心に、その最後の帝国が倒れ
「中華民国」が興る、いわゆるラストエンペラーの時代です。
僕は歴史に強くはないですが、耳にしたことのある歴史上の人物たちを始め、
市井の人々まで様々な登場人物が織り成す物語に、浅田次郎の博識には感服してしまいます。
長大な物語の中で様々な伏線が交差し、こことここがつながるのか、とわかった時には感動すら覚えます。
「中原の虹」は第4巻で完結なので、早く次を読みたい気持ちでいっぱいです。^ ^
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